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「ロマンス」は、1975年7月にリリースされた岩崎宏美の2枚目のシングルである。規格品番SV-1243。 == 解説 == *デビュー曲「二重唱 (デュエット)」はTOP20入りするヒットとなり、担当ディレクターの笹井一臣は、再び作詞作曲を阿久悠と筒美京平に依頼する。先に筒美が曲を書き、そこに阿久が歌詞を付けるという形(曲先)で制作される〔榊ひろと『筒美京平ヒットストーリー 1967‐1998』白夜書房 1998年、102頁。ISBN 4-89-367563-X〕。 *筒美は岩崎のファーストアルバム「あおぞら」の楽曲依頼も受けていたため、複数の楽曲を制作していたが、笹井はその中のバラード調の曲に注目し、「これをテンポアップして、細かく刻むリズムに乗せたらどうか?」と提案〔CD-BOX「筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967〜1997 2013Edition」(2013年12月25日)ブックレット、73頁。〕。笹井はさらに筒美との話し合いの中で、当時流行していたディスコサウンドを楽曲に取り入れることも提案する〔。筒美はリズムの構造やクラビネット、ストリングスのフレーズなどでディスコサウンドを取り入れながら、全体としては歌謡曲的な側面を残す楽曲に作り直し、メロディーとアレンジを完成させる〔。 *前作と同様、2曲レコーディングした「ロマンス」と「私たち」のどちらをA面に持ってくるか、ぎりぎりまで決まらず、最後にはスタッフ間で採決をとり、「ロマンス」をA面にすることになったという逸話がある。ちなみに、岩崎本人も「ロマンス」を推したが、当時新人は朝のワイドショーなどで歌う機会が多く、朝から歌うには後半に声を張り上げがちになる「私たち」よりも「ロマンス」のほうが歌いやすいというのがその理由だったことが、ある番組のインタビューで語られている。 *本作はチャート1位を獲得するヒットを記録し、日本レコード大賞など数々の音楽賞で新人賞を獲得。 *また1975年末の「第26回NHK紅白歌合戦」でも岩崎自身初出場を果たし、紅組のトップバッターを務め同曲を歌唱した。 *前作のB面曲「月見草」と同様、「私たち」もコンサート(特にアンコール)において、頻繁に選曲された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロマンス (岩崎宏美の曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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